タントを購入する際にローンを組んで購入する人は多いことでしょう。
しかし自動車ローンの審査に落ちてしまったり、審査に通っても適用される金利が高いなど、なかなか思うように自動車ローンを組むことが出来ない人も多いものです。
このような時に近年利用者が増えているのが自社ローンです。
通常の自動車ローンとは異なり、審査が緩く金利がないなどの大きなメリットが得られます。
しかしメリットだけを考えて利用した場合には、のちに後悔する可能性もあるため、デメリットやそのリスクについても知っておく必要があります。
まず第一に自社ローンのメリットとしては、金利が0パーセントであることが挙げられます。
これは最大のメリットもあり、自動車ローンの金利が8パーセント前後なのでかなりお得に感じることでしょう。
そして審査基準が甘くブラック人でも利用できることもメリットとなります。
勤続年数が短い人やパートやアルバイト雇用の人、年金受給者や、これまでに自己破産の経験がある人や、カードブラック経験がある人でも利用することができます。
自社ローンは通常のローンに通りにくい人をターゲットにしていることから、審査基準が甘めです。
とはいえ必ず審査に通過できるわけがないので十分な注意が必要です。
そして手続きがスピーディーなこともメリットとなります。
反対にデメリットとして気をつけたいことは、金利分が車両価格に上乗せされているということです。
金利がゼロパーセントでも、車両の本体価格に金利が含まれている可能性があり、支払い総額が金利のあるローンを組んだ場合と同程度になることもあります。
自社ローンを利用するのであれば、車両本体価格のチェックが求められます。
そして保証人も必要となります。
保証人を用意できない場合には、保証人なしで契約できる販売店を利用する必要があります。
また高額な保証料がかかることもデメリットとなるでしょう。
金利が0パーセントであったとしても、保証料が高いのであれば、高い金利の自動車ローン契約するのと同じといえます。
ダイハツのタントを自社ローンで購入する場合には、契約の際には保証料の有無や金額についてしっかりとチェックするようにしましょう。
また万が一延滞した場合には遅延損害金が発生することも忘れてはなりません。
延滞した場合には、年15パーセント前後の遅延損害金を請求されることになり、支払いの延滞を放置しておけば、車を引き上げられる可能性もあります。
必ず契約通りに返済していく必要があります。
このようにメリットもあればデメリットもあるので、契約する際に自分に合っているのかどうか、しっかりと確認してから契約するようにしましょう。